2017年7月25日で創立100周年を迎えた「ニコン」(創業当時:日本光学工業株式会社)。それに合わせて、デジタル一眼レフカメラD810の後継機種である「D850」の開発を進めていることを明らかにしました。発売時期や発売価格などの詳細は未定。 従来の通り高精細な写真を生み出すほか、D850では高速な連写を両立を実現するということを明言しています。また、プロのフォトグラファーだけではなく、映像を用いて作品を作るクリエイターの表現領域を広げるモデルになることも目指しています。 D810は有効画素数「3635万画素」とISO感度が64という低感度から始まるフルサイズのハイスペック機で、「EXPEED 4」と呼ばれるニコンの画像処理エンジンが搭載されています。 D850のティーザー動画には「8Kタイムラプス」の文字も見えます。 このところのニコンは経営的にも厳しいこともあり、100周年に際してモデルを発表できただけ良かったのかもしれません。この時間には今度は100周年記念モデルD5が7月28日の発売から8月上旬に発売延期のニュースが…。 そのD850も「8Kタイムラプス」が売りというのでは苦しいと言わざるを得ないようです。どうもD810のセンサーでも8Kタイムラプスは実現できるようで、そうなるとセンサーは同じまま、ということも考えられます。 しかもソニーがニコンへのセンサーの提供を渋っているという観測もあり、ソニーの考え(ソニー自身がカメラ市場でシェアを伸ばしたい、もっと先ではニコンを吸収?)によってはニコンの先行きはなかなか大変な可能性もあるようです。 ちなみに、2017年は森永乳業や明治乳業も創立100周年です。明治も今は「乳業」の文字はなくなっています…。 ニコン デジタル一眼レフカメラ「ニコン D850」を開発 おかげさまでニコンは創立100周年を迎えました 100周年記念サイト 続きを読む