【その4】 295: 好爺 02/10/29 11:39771年11月15日、肥後の八代に住む広公と云う男の妻が卵を産んだ。 生まれてきたのが卵とは異常で、人の目にふれては具合が悪いので、山の中に隠しておいた。 しかし、気になってしょうがなくなった広公は7日目にそっと山に行って見たところ、卵がすでに割れていて、女の子が生まれていた。広公は女の子であれば問題ないと、安心して女の子を家に連れて帰った。 妻もそのことを喜んだ。それ以来二人は女の子を可愛がり、大事に育てた。女の子は生まれながら賢く、7歳の頃には経を詠む様になった。 ところが、どうしたわけか成人しても、成人しても身長は三尺五寸(約1m5cm)しかなく、顎(あご)もなく、女陰(にょいん:女性器)もなかった。その娘はその後、尼になったと云う。 続きを読む