【その2】 187: あなたのうしろに名無しさんが・・ 02/10/18 11:35古代エジプトの第18王朝のトトメス4世が、まだ王子であった頃の話である。 ある日、彼はギザのピラミッド周辺で狩りを楽しんだあと、砂に首まで埋もれてしまっていたスフィンクスの傍らで仮眠をとった。 すると、夢の中に地平線の守護神であるスフィンクスが現れ、「私の周りの砂を除いてくれるならお前を王位につけてやろう」と言った。 目覚めたトトメスは早速、周囲の者達に命じて砂を除去させたが、はたして彼は兄をさしおいて王位につく事が出来たのであった。 その事を感謝したトトメスが奉納した石碑が、今でもスフィンクスの前足の間に存在している。 続きを読む