【蓮舫「二重国籍」会見】「二重国籍の在り方というのをもう少し踏み込んで見直してもいいのではないか」「私が代表でいるうちに議論を」

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1: 2017/07/18(火) 22:50:24.82 ID:CAP_USER
--このタイミングで公開するに至った理由を改めて詳しく

「一貫して慎重であったことは、子供が未成年だったということ、特に選択宣言の日付が記載されたページが、子供に関する記述であったことがとても大きい」

「春に(子供が)日本でいう成人年齢に達し、そしてこの件について話し合ってきた。そして実際に7月に息子が留学先から帰国したことを踏まえて、家族で顔を合わせて話し合って、一部であれしっかりと公表してもいいのではないかという理解を得られたこと。これは私の心の中でとても大きいものがある」

「もう一つは公的な立場だが、一政治家よりも公党の代表として、民進党、野党第一党の党首として、国会においては、ときの政権、特に今の総理には強い強い、自らがお話になられた(ことへの)説明責任を果たしてもらいたいと求める先頭に立つ立場であるので、
こうしたことも勘案して、しっかりと皆さま方に私が不安定な説明によって疑いが持たれていると思われることについて、一部を、資料を公開したところだ」

--このタイミングで公開したのは、「二重国籍」問題が東京都議選の敗因の一つになったという考えもあったのではないか

「実際に(都議選の結果を総括する党内の)ブロック会議ではさまざまな声もありました。積極的に公開すべきだという方もおられたし、一方で慎重にされるべきだという声もあった。ただやはり、ブロック会議全体の声を聞くというのも大事だと思ったので、終わったというのは一つの区切りの時期だと思っている」

「ただ、都議選において敗因の主力な要因として私の国籍の問題が大きかった、ボリュームを占めている、とは思わないが、公党の代表である私の発言に『本当なんだろうか』という思いを持って方がいるとするならば、
それを裏付ける資料は差別を助長しない形で、私が前例とならない形で、極めてレアなケースというのをお願いして、今回公表することにさせていただいた」

--来週には安倍晋三首相が国会に出るとう話もある。政治日程との兼ね合いがあったのか

「それは全くありません。いろいろな政治日程があるので、いつ会見をしても『なぜ今?』ときっと聞かれると思うが、やはり家族の理解が得られたこと、そして国会において私たちが説明責任をときの政権に求めていく。
その先頭に立つ立場から、一日も早い公表というのが私のこの問題に向き合う姿勢だとご理解いただければと思う」

--冒頭の発言の中で戸籍について「原則公開すべきでない」「前例にすべきでない」と言った。どういう問題意識に基づくものか。前例にしないための手立ては

「特に、戸籍に記載されている極めて秘匿性の高い個人情報を基に、たとえば結婚であるとか、たとえば就職であるとか、いろいろな部分で差別が助長されてきた歴史というものもわが国は抱えている。
そしてこの差別をなくすために大変な努力をされてきた、まさに当事者であり、支援者であり、そして基本的人権をしっかり守るんだという認識をもった方たちの結果として、戸籍というのは極めてプライベートとか秘匿性の高い情報だと思っている。
だからこそ、安易に公開を迫られるものでもないし、他者によって強制的にそれを示せと言われるものでもないというのが私の最も根源的な認識ではある」

「他方で、今回、一部とはいえ公開したことを前例にしてほしくはやっぱりない。
これまで、差別を助長することがないようにと秘匿性を高めてきたものだが、さらに個人が自分で戸籍を守ることができる社会を作る、それこそが今の日本の多様性の社会において、民進党がまさに政治の世界でそれを守っていく役割を、共生社会を掲げる私たちだからこそ、私は代表としてやらせていただきたいと思っている」

http://www.sankei.com/politics/news/170718/plt1707180040-n1.html

(>>2以降に続く)



記者会見する民進党の蓮舫代表。手前は国籍喪失許可証書=18日午後、東京・永田町の民進党本部(酒巻俊介撮影)

2: 2017/07/18(火) 22:50:38.11 ID:CAP_USER
(>>1の続き)

--おっしゃることはよく分かるが、前例になる懸念は残される。あしき前例にならないように代表自らが建設的な政策やルール作りを主張していく考えは

「考えられる政策であれば、全て対象にしていきたいと思っている。直接的な戸籍の開示を強要されない政策には当たらないかもしれないが、過去、民主党が2009(平成21)年、政策インデックスでお約束をさせていただいたのは国籍選択制度を見直すという内容だった。
まさに私が、届け出によって経過措置で日本国籍を取得した1985(昭和60)年、改正国籍法が施行されてから、ちょうどこの2009年というのは国籍の選択制度が入れられてから生まれた子供たちが選択を迫られる年齢になっていた」

「そのときに多様なヒアリングをしたときに『重国籍を容認してほしい』(という声があった)。
ダブルのアイデンティティーは私の父にもありますし、母にもあるから、その気持ちはよく分かるが、こうしたアイデンティティーを認めてほしいということ、あるいは国際的な基準に合わせていただきたいという要望が強くあったことを踏まえて、当時の民主党が約束したものだった」

「例えば2015(平成27)年、厚労省の人口動態調査を見ると、生まれた新生児の約1・9%が、お母さんかお父さんどちらかが外国籍。数にすると生まれている赤ちゃんの53人に1人が、私たちの時代ではハーフと言っていたが、今はダブルというのかもしれないが、どちらかのご両親が外国籍。
そうしたことを踏まえると、多様性を歩み出している日本において、やはりこの二重国籍の在り方というのをもう少し踏み込んで見直してもいいのではないか。これは、ぜひ、私が代表でいるうちに議論、民進党でまだ始めたことがないので、させていただければと思う」

--世論が高まって戸籍の開示となった。都議選でも5議席の結果になった。こういうことについてどういう責任を感じているか

「冒頭、ご指摘の部分はその通りだと思う。事実の確認であるとか法的評価を混同して発言してしまったことが私の発言として一貫性を欠いていたこと。それがあやふやな説明として浸透してしまったこと。それによって『本当なんだろうか』と思う人たちが存在してしまったことは私の発言によるものだと思っている」

「そこが全ての今回の問題の原点だ。その部分において、私は戸籍の開示は慎重ではあったが、やはりずっと『発言は本当なんだろうか』と思っている方々がいるということを、仲間からも、政界以外の方からも言われていたのは事実ではあるし、先ほどから何度か言っているが、いくつかの条件をクリアして、今回資料を公開することになった」

(おわり)
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