1: 名無しさん@おーぷん 2017/06/27(火)14:44:31 DeNA宮崎敏郎が自ら語る、熱い野球愛と「言葉にできない打撃術」 そして、一気に開花したバッティングであるが、宮崎の代名詞になりつつあるセンターから右方向への打球は、代打のスペシャリストである下園辰哉のアドバイスが大きかったという。 「僕はバッティングに対するメンタル面や考え方についていろんな人に聞くんですけど、昨年、下園さんから『右方向に打った方が率は残せるんじゃないか』って言われて少し意識するようになったんです。すると打球も上がるようになり、率も上がりました」 また特筆すべきは、その三振数の少なさである。規定打席に到達した打率上位の選手は、軒並み40~50個以上の三振を喫しているが、宮崎はわずか20個にすぎない(6月26日現在)。 「低めの落ちるボールや曲がるボールを振らなくなった感じはありますね。最近は意識せずとも勝手に体が止まるんですよ。そこが三振の少なさにつながっているんじゃないですかね。 配球を読むタイプか? うーん、タイミングが合えば全部行く感じですね。もちろんボールを絞るときもありますが、感覚的な部分に頼るタイプなので、絞ると逆に力が入って自分のスイングができなくなってしまうんです」 筒香嘉智もバッティングに関し、自分の内側にある”言葉では表現しきれない感覚”を大事にしていると言っていたが、宮崎の非凡さもまた同様の部分にありそうだ。 6月15日のロッテ戦で、宮崎は逆転の満塁ホームランを放っているが、ストレートとフォークで追い込まれながら、最後はゆるく縦に割れる難しいカーブを仕留めている。 「あのときも勝手に体が止まってからスイングした感じなんです。意識よりも体が合わせようと思って止まるんじゃないですかね」 試合後のぶら下がり取材で、宮崎はバッティングに関し記者から尋ねられると「たまたまです」と答えることが多いが、本人からすれば、そう言わざるを得ないのだという。 「本当は伝えたいんですけど、あまりにも感覚的な部分なので、どう伝えていいかわからないんですよ」 データ上、宮崎は対戦ピッチャーの左右はもちろんのこと、2ストライクに追い込まれようがコンスタントにヒットを放っており、苦手というものが見つからない。現在セ・リーグで、最も崩しづらい打者だと言えるだろう。 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170627-00010001-sportiva-base&p=3 続きを読む