本日も他の惑星に侵略して原住民を狩るぞ! と、思いきや……。 誤ってカジノエリアに来てしまいました。 その瞬間、「カジノエリアとはなんぞや?」というイベントが発生します。 ◎カジノエリアとは? カジノコイン(略称:CC)と呼ばれる専用のメダルで遊ぶ場所。 CCは景品と交換することが可能。 このエリアは金色を主調とした華やかなものであり、SEGAの気合が感じられます。 まずはCCを手に入れる必要があります。 カジノコインパスを利用することで、CCが100~500枚手に入るガチャを回せます。 このログでは5枚使用になっていますが、1枚から使用することができます。 僕はどういうわけか1枚もっていたので、これを使用してみました。 その結果、最低枚数である100CCを入手。 景品が何かはわからないけど、この100CCで荒稼ぎするで! そんなわけで、早速遊戯台へ向けて走ります。 その瞬間、待ってましたとばかりにログが表示されて足止めを受けました。 この時点でゲームを閉じたい衝動に駆られましたが、グッとこらえて進みます。 まずは定番のスロットから遊びます。 普段はパチスロに興味のない僕でさえ「しょぼい」と感じる残念な演出。 一歩進んで二歩下がるような調子で減っていくカジノコイン。 その様子をぼんやりと眺めながら、僕は今までの人生について振り返っていました。 すると思考はだんだんずれていき、気がつくとサブディスプレイでネットフリックスへアクセスしそうに……。 そんな時、奇跡のフィーバータイムに突入しました。 横にそれていった視線が、ピシャリとメインディスプレイに戻ります。 僕の脳内は「これで億万長者かぁ」などとお花畑状態に。 しかし、現実は甘くありませんでした。 終わってみると、300枚になっていただけです。 こんなものかと賢者タイムになり、席を離れました。 続いてはメセタシューターというゲームで遊びました。 これは大砲をぶっ放しながら砲台を左右に動かすもの。 砲撃で前方の的を砕くとコインが流れてきて、それを拾うと入手できます。 遊んでみて分かったのですが、このゲームは最大四人で遊ぶ類のものでした。 要するにパーティー用のゲームであり、寂しい独り者が遊ぶ系統のゲームではありません。 たとえるなら、僕は一人でUSJにきたりプリクラ機に入っているような状況。 なんと寂しいことかと我が身を嘆きながらも、始めた以上は最後までやり遂げました。 手応えはかなりいい感じであり、「これは相当稼いだやろな」とご満悦な僕。 その結果、プレイ料金の100CCを差し引くと10枚程度しか増えていませんでした。 ドヤ顔を浮かべる程の奮闘をしたのにこの結果とは……。 ファッキュー、SEGA。 スロットにメセタシューターと虚しい時間を過ごしてしまいました。 そこで冷静になった僕は考えます。 「景品って何があるんやろ?」と。 一度思い始めると居ても立ってもいられなくなり、大慌てで景品交換所を探します。 探すこと1分、入り口付近で発見しました。 これが景品リスト。 おすすめ景品順にソートされているみたいですが、実質的に必要CC順です。 強い武器があるというわけでもなく、今の僕に使えそうなものも見当たりません。 嗚呼……僕がカジノに費やした一時間余りの時間はなんだったのだろう。 明日からは頑張って惑星への侵略活動に精を出そう。 こんなところに二度と来るものかと心に誓い、僕はカジノエリアを後にした。