転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1492339243/ 1 : ◆o8JgrxS0gg 2017/04/16(日) 19:40:43.50 ID:dGKnhLtFo プルルルル… プルルルル… ガチャッ アンチョビ「もしもし、こちら総帥お悩み相談ダイヤルだ!」 アンチョビ「何か相談か?」 2 : ◆o8JgrxS0gg 2017/04/16(日) 19:41:22.47 ID:dGKnhLtFo 『…あ、あのぅ…』 アンチョビ「どうした?」 『あ、これって、匿名でいいんですよね…?』 アンチョビ「あぁ、ムリに名乗らなくていいぞ」 アンチョビ「それに、ここの相談は絶対に外に漏らしたりしないからな」 『あ、ありがとうございます…』 アンチョビ「それで?今日はどうしたんだ?」 『あの…私、高校で戦車道をやってるんですけど』 アンチョビ「うん」 『それで、今、私1年生なんですけど…チームの隊長がすっごくカッコ良くて』 アンチョビ「うんうん」 『戦車道もそうなんですけど、普段から相談に乗ってくれるし…』 『凄く優しくて、カッコ良くて…』 『私たちみんなのあこがれで…私も凄く尊敬してて、好きな人なんです』 アンチョビ「うん、わかるぞ」 3 : ◆o8JgrxS0gg 2017/04/16(日) 19:41:56.88 ID:dGKnhLtFo 『あ、その隊長、今2年生なんですけど』 『あと2年したら、先輩も卒業しちゃうじゃないですか』 アンチョビ「あー…そうだなぁ…」 『それで…ちょっと前に噂で聞いたんですけど』 『その後の隊長が私になるって、そう聞いてて…』 アンチョビ「へぇー、凄いじゃないか」 『あ、ありがとうございます』 『でも、私…ホントは、自信なくって』 アンチョビ「あぁ…」 『私なんかに、隊長なんてできるって思えなくって』 『でも、チームのほかのみんなは私のことを…』 『…その、自分で言いにくいですけど、凄く慕ってくれて』 アンチョビ「あー、それは断りづらいよなぁ」 『はい…』 続きを読む