転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1497787312/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/18(日) 21:01:52.67 ID:zk+XLNtQ0 博士「そうです。最近巷で話題の謎の生命体なのです」 助手「さばんなちほーで目撃されたとの情報が多数入っているのです」 かばん「さばんな…。サーバルちゃん何か知ってる?」 サーバル「う~ん…分かんないや!ねぇ博士、そのシマシマなんとかっていうのはフレンズなの?」 博士「分からないのです。なのでそれをお前たちに調査してきてほしいのです」 助手「目撃証言によるとその生物の特徴はシマウマのように白と黒の縞模様を持ち、」 サーバル「ふむふむ」 博士「体長は我々フレンズと同じくらい」 かばん「なるほど…」 博士「以上です」 かばん「えっ!?それだけですか?」 助手「仕方ないのです。情報が多かったら謎ではないのです」 かばん「そ、それはそうですけど…」 博士「安心するですよ。現地に人探しにうってつけの協力者を用意しているのです」 サーバル「誰だろう?楽しみだなー!」 博士「とにかく頼みましたよ。新種のセルリアンの可能性もあるので十分注意するのです」 かばん「は、はい!行ってきます」 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/18(日) 21:05:23.70 ID:zk+XLNtQ0 ~さばんなちほー~ サーバル「わーい!久々に戻ってきたよ!」 かばん「何だか懐かしいね。それで博士達の言ってた協力者っていうのは…」 アミメキリン「あら…?あなた達…」 サーバル「あれ?キリンだー久しぶり!」 かばん「もしかして協力者って…」 アミメキリン「そうよ!事件あるところ探偵あり!探偵といえばそうこの私…その名も名探偵アミメキリン!」 サーバル「おぉ~いつになくやる気だね!今日はどんな“迷”推理が聞けるのかな!?」 アミメキリン「任せときなさい!私の“名”推理にかかればそのなんとかっていう生き物もすぐに捕まえてみせるわ!」 かばん「(だ、大丈夫かなぁ~…)」 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/18(日) 21:08:20.74 ID:zk+XLNtQ0 ~捜索開始から一時間後~ アミメキリン「ひ、久々にさばんなちほーにきたけど…こんなに…暑かったかしら…」ゼェゼェ サーバル「もぉ~キリンはロッジに籠もり過ぎなんだよ!」 アミメキリン「し、仕方ないでしょ…。先生が…あそこは居心地が良いって…言ってるんだから」 かばん「でも確かにボクも久々に来たからちょっとバテちゃったかも…お水飲みたいな」 サーバル「あっ!あそこに水場があるよ!わーい!」 アミメキリン「…待って!」 サーバル「ど、どうしたの!?」 アミメキリン「…その水、怪しいわね」 サーバル「え!?どういう事!?」 アミメキリン「…もしかしたらその水、毒が入っているかもしれないわ」 かばん「で、でもどう見てもただの湧き水に見えますけど…」 アミメキリン「いい!?ただでさえ自然の湧き水は危険なのよ!」 サーバル「えっそうなの!?」 アミメキリン「そうよ。こういう溜まり水には変な細菌や寄生虫がうようよいてそれを飲んでしまうとお腹を壊したり怖い病気にかかってしまったり…最悪の場合死んでしまう事だってあるのよ!!」 サーバル「こ、怖い怖い怖い!」 アミメキリン「(…決まった!この前偶然先生とアリツカゲラさんがそんな感じの事話してたのを聞いてただけだけどまさかこんな形で役に立つとは…!)」 続きを読む