473 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage] 投稿日:2017/05/23(火) 16:48:55.29 ID:wXPzk5i70.net 国際寮に住んでいたときの昔話。 宗教の話をしてて 「日本には何処にでも神様がいるんだよ」 「八百万って言うのは”いっぱい”って意味」 「中には貧乏の神なんてのもいるんだー」などとつたない英語で話した事がある。 相手は呆れたというか信じられないみたいな感じになった。 何しろあちらの神様(GOD)はまったき善なので、 悪や不幸といった類のものを司る神様というのがイマイチ想像出来なかったらしい。 そんで相手が「ここのトイレにも神様がいるってのかいHAHAHA」みたいな事を言ったわけ。 (日本語で神と紙と髪が同じ音だよーという話がその前に出ていた) 当時使用していたお世辞にも綺麗とはいえないトイレで紙は流せない(詰まる)し、 余裕で汚物が溜まる。 「トイレの神様はとても徳の高い神様だ」と言ったら冗談だと思ったらしく爆笑。 「神様が集まってそれぞれが司る場所を決めた時、皆汚いからと嫌がった。 でもトイレってなくてはならないものだよね?なければ困るよね? だからその神様は進んでその役割を引き受けたんだよ」 「トイレを綺麗にする人は、その神様がちゃんと見てて運を授けてくれるんだよ」 (元ネタ:にほん昔話) 皆しーんとして、えらい感激された。感心というか、思っても見ないことを言われた!と。 その後も色々日本の神話とかについて聞かれる事が増えて、付け焼刃で勉強しなおした。 古事記とか一通り読んでて良かったなーと思ったよ。 それからしばらくして、うちの寮のトイレは今までと比べ物にならないくらい綺麗になった というオチw