独ミュンヘンで開催されている「HIGH END 2017」にて、AUDEZEは平面駆動イヤホンの新モデル「LCDi4」を発表。 同社はすでに「iSINE 20」「iSINE 10」という2モデルの平面駆動イヤホンを発売ずみ。本機はさらに上位機として発表。 本機にはかの平面駆動型ヘッドホン最上位機「LCD-4」のダイヤフラムと同じ技術・素材を採用した、薄さ0.5ミクロンの超薄型ダイヤフラムを搭載しているのが売り。高音域でも歪み率(THD)は0.2%以下(@100dB)と、イヤホンとしては驚異的な低歪みであることも大きく謳われています。 タイプはセミオープン型。ハウジングはマグネシウム製。 ドライバー径はiSINE 20などと同様の30mm。ドライバーにはN50 ネオジウム・マグネットを用い、独自のFlucorマグネット技術も採用。 周波数特性は5Hz~50kHz。インピーダンスは35Ω。質量は片側で12g。 特性上でも音質面でもアピールできそうな高級機です。 イヤホンとしては高価ではありますが、本機だけが突出して高いわけではない現状なので、特に問題にならないでしょう?屋外の人前で使いにくいのはどうでしょうか?まあ、同社の平面駆動イヤホンは、重くて長時間使用がつらい同社のヘッドホンの代わりに使うというのであれば、案外ニーズはあるのかもしれません。 続きを読む