anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1495091145 1: ★ 2017/05/18(木) 16:05:45.65 記者注:流石に長い記事なので各所要約しています。なるべく意味が通るようにしたつもりではありますがご容赦願います。 家電量販店に足を運ぶと、同じカテゴリーの製品が複数の売り場で販売されているのをよく目にする。電源タップであれば、照明器具のコーナーの他、PCアクセサリー売り場、さらにはAV機器コーナーなどでも販売されている。これ以外では電池、メモリカードなどもそうだ。さまざまな機器と組み合わせられる製品であればあるほど、ついで買いのニーズを狙って、複数の売り場で取り扱われるようになる。 面白いのは、こうした製品の品ぞろえが、それぞれのコーナーごとに大きく異なる場合があることだ。例えば、照明器具コーナーではA社を中心とした品ぞろえで、B社とC社がそれを補完する形で並んでいるのに対して、PCアクセサリー売り場に行くとD社とE社の製品が拮抗(きっこう)していて、B社とC社の製品はチラホラ、A社の製品は影も形もない、といった具合だ。 (中略) 家電量販店では、商品の仕入れを店が独自に行うことはまずなく、本部のバイヤーが行うのが常だ。 バイヤーは売り場ごとに担当が分かれているのが一般的だが、PC関連のように本体、周辺機器、アクセサリーなど、カテゴリーが多い場合は、複数のバイヤーが担当を分担していることも珍しくない。PC本体はベテランのバイヤーが、周辺機器やアクセサリーは若いバイヤーが担当し、何年かたって新人が配属されれば若いバイヤーがPC本体担当に昇格する、といったケースを想像してもらうと分かりやすい。 (中略) 他の売り場と製品を融通することがなくなり、売り場単位(バイヤー単位)で仕入れが硬直化した状況下では、既に取引実績のあるメーカーは勢力を伸ばし、一方で実績のない新規メーカーは参入が難しくなる。 その結果、別の売り場で陳列されている製品の方が明らかに機能豊富で価格がお得であっても、自分たちの売り場に加えることがなかなかできなくなる。これが、同じ製品カテゴリーであっても、売り場ごとに取り扱いメーカーが異なる主な理由だ。 もっとも、致命的な機能差や価格差がないのなら、他の売り場とは異なるメーカーの製品をチョイスしておいた方が、何かと都合がよいこともある。 (中略) 量販店の棚卸しでは、万引きなどによって在庫数が帳簿よりも少ないことは想定していても、帳簿上の在庫数を実在庫が上回ることは想定しておらず、処理も面倒になる。しかし、他の売り場とは別のメーカーから製品を仕入れていれば、他の売り場から製品が持ち込まれたり、また持ち出されたりしても、ひと目で分かるというわけだ。 また、これは一般的な購買の常識だが、複数のメーカーから仕入れを行っておけば、そのメーカーの対応力を試すことができるし、メインで取り扱っているメーカーが長期的な欠品を発生させるなど、何らかの不手際によって取引が難しくなった場合に、代替となり得るので安心だ。 類似した製品を売り場にズラリと並べるのは非効率的なので、売り場ごとに仕入先を変えれば、万事丸く収まるというわけである。 (後略) 全文はソースでご確認下さい。 2017年05月18日 14時00分 ITmedia PC USER http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1705/18/news110.html 【 電源&アクセサリー大全 】