転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1492916827/ 1 : ◆tdNJrUZxQg 2017/04/23(日) 12:07:07.52 ID:7dcfFzwv0 ラブライブ!サンシャイン!!SS ダイちか 過去のダイちかシリーズ 千歌「初々しさを取り戻せっ」ダイヤ「......はぁ」 千歌「――私はある日、恋をした。」 単品でも読めるように作ってるつもりですが、一応同じ世界観ということで 2 : ◆tdNJrUZxQg 2017/04/23(日) 12:08:23.36 ID:7dcfFzwvo ダイヤ「あら……千歌さんって昔は髪を伸ばしていたのですわね……?」 ポツリと聞き相手の居ない部屋で言の葉を零す。 本日のわたくしは千歌さんのお部屋で独り、一心不乱にある書物を眺めていました。 ダイヤ「……これ、焼き増しして貰えないでしょうか……」 ページを捲る毎に、目に入ってくる弾けんばかりの愛おしい笑顔に胸の内が充足感や幸福感で包まれます。 ……30分ほどでしょうか。黙々と書物を読み――というか眺め耽っていると…… 千歌「ダイヤさん!!ごめんね、急に手伝い入れられちゃって!!」 ――部屋の主の凱旋ですわ。 3 : ◆tdNJrUZxQg 2017/04/23(日) 12:08:49.68 ID:7dcfFzwvo ダイヤ「いえ、大丈夫ですわ。」 千歌「もう、いきなりなんだからホント困っちゃうよねぇ……旅館だから、しょうがないけど……。……って、ダイヤさん何見てるの?」 千歌さんがわたくしの手元を覗き込む。 千歌「――っ!?///……な……な……っ……///」 今度は真っ赤になって言葉を失っていますわ。ふふ、喜怒哀楽が激しくて見てて飽きませんわね。 千歌「なんで私のアルバム見てるの~!?///」 ――そう、わたくしがさっきから一心不乱に見ていたのは 4 : ◆tdNJrUZxQg 2017/04/23(日) 12:09:15.28 ID:7dcfFzwvo ダイヤ「ふふ、小さい頃から千歌さんは愛らしいのね」 千歌さんのフォトアルバムでした。 * * * ダイヤ「――千歌さん」 千歌「……」 ダイヤ「千歌さーん?」 千歌「……ふん」 続きを読む