バイエルン・ミュンヘンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の敵地レアル・マドリードで延長戦の死闘を演じるも、レアルのFWクリスティアーノ・ロナウドにハットトリックを許すなど2-4で敗れた(2戦合計3-6)。試合内容を左右するレアル寄りの誤審が連発した異常事態に、バイエルンのカルロ・アンチェロティ監督はビデオ判定の導入を求めている。 本拠地初戦で1-2と敗れたバイエルンは、第2戦の前半にエースFWロベルト・レバンドフスキが先制点を決めると攻勢に出た。逆転勝利に大きく近づいたが、後半39分に大きな痛手を受けた。チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが相手のドリブルをスライディングで阻止。相手が大げさに悶絶したために2枚目の警告で退場処分を受けたが、実際にはタックルはボールに届いておらず、バイエルンは不当の数的不利を被ることになった。 そして、延長戦で決めたロナウドの2発はいずれもオフサイド疑惑で物議を醸している。欧州屈指の強豪同士の対決で、勝負を決めたのはハンガリーのビクトル・カッサイ主審の判定となってしまった。 【スコア】 レアル・マドリード 4-2(2戦合計:6-3) バイエルン 【得点者】 0-1 53分 ロベルト・レヴァンドフスキ(PK)(バイエルン) 1-1 76分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル) 1-2 78分 オウンゴール(セルヒオ・ラモス)(バイエルン) 2-2 105分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル) 3-2 110分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル) 4-2 112分 マルコ・アセンシオ(レアル) https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170419-00010005-soccermzw-socc 続きを読む