866 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:2017/04/05(水)19:03:12 ID:zox 同僚A子はネットで言うところの略奪好き相談女だった。 このA子の仕事上のトラブルを解決してやったらなぜか懐かれた。 私は喪女だったのでA子に取られるような彼氏もおらず 実害なかったから程々に付き合っていた。 ある時友達B子の誘いで合コンに行くことになった。 そこで知り合ったC男と映画を観に行く約束をしてちょっといい感じになった。 喪女ゆえ何かあったってわけじゃないんだが何回か会った。 ある時C男と会社前で待ち合わせしていたら、A子と遭遇した。 A子は翌日近づいて来て 「アレ駄目だよ、やめた方がいいよあの男」とニヤっと言った。 「私良い方はわかんないけど、悪い方の男はすぐわかるんだぁ」 なんかわかんないけどすごく説得力のある言い方だった。 B子に「C男のことがちょっとひっかかる…」程度に相談したら 半月くらいしてB子に平謝りされた。 C男、単身赴任中の既婚者でした。 というか合コンに来てた男全員既婚者だった。 男性陣は皆B子の男友達が勤務する会社の先輩でこの男友達もグル。 未婚のスレてない女を斡旋して何か見返りもらってたらしい。 後日A子にお礼を言うと 「私が落とせそうなシモユルの男は一目でわかるんだよね」 「でもわかるのは落とせそうかそうでないかだけで、良い男の見分けはつかない」 「私が好きなのはC男みたいな穴がありゃいい男じゃなくて シモユルのくせに自分を優しいと思いこんでるダメな男。そういうの大好物」 と得意げに語られた。 「自分の獲物かそうでないか」だけ一目でわかるって 野生動物かよと衝撃だった。