1: 2017/03/26(日) 15:52:36.71 ID:CAP_USER 王桜花100年論難「済州が真の原産地」 世界唯一自生地…煤煙・剪定で桜並木の樹齢減り「対策必要」 (済州=連合ニュース)ピョン・ジチョル記者=済州の王桜祭りが五日後に迫った。 20m近くになるすらりとした王桜の木から豊かに咲き始めた桜の花でトンネルを成した祭り会場は、時折雪のように舞う花が幻想的な景観を作り出す。 世界唯一の王桜の自生地、済州。 学界の遺伝子分析と相次いで発見された自生王桜の存在だけで、100年以上続いた原産地論争を鎮静化させるには十分だ。 ▲満開の南方の王桜[連合ニュース資料写真] ◇王桜の原産地は「済州」 昨年5月に済州山間で最高齢の自生王桜が発見されて話題になった。 海抜607mの高さの済州市奉蓋洞ゲオルムの南東側斜面で、樹齢265年になる王桜の木が発見されたのだ。 木の高さは15.5m、根元周りは4.49mもなり、今までに知られた王桜の中で最大の大きさだ。 この木の年は木片を抽出・分析して推定した。 これまで知られた最大かつ最古の王桜は、天然記念物159号「奉蓋洞王桜自生地」の3本のうちの一本だ。この木は高さ15m、根元周り3.4m、樹冠幅15m、推定樹齢200年だ。 最高齢の王桜の発見は、桜をめぐる韓・中・日の原産地論争で済州道が唯一の王桜の自生地であることをもう一度確固たるものにした快挙だった。 写真:樹齢265年、済州にある王桜の風采(済州=連合ニュース) 済州市奉蓋洞ゲオルムで発見された樹齢265年、王桜の木。2016.5.3[暖帯・亜熱帯研究所の提供] 王桜の原産地論争は今から100年以上前にさかのぼる。(>>2以降につづく) http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=103&oid=001&aid=0009136377 2: 2017/03/26(日) 15:53:04.25 ID:CAP_USER (>>1のつづき) 1908年4月、宣教活動をしていたフランス人のタケ神父によって自生王桜の木が済州で初めて発見された。 彼は漢拏山の標高600m地点にある観音寺付近で王桜を発見し、標本を採集してドイツの植物学者・ケネー博士に送り、日本の桜の中で最も有名な品種であるソメイヨシノ(染井吉野)と同じだという鑑定を受けた。 さらに、1932年4月、日本京都大学の小泉博士も、漢拏山南側の地点で自生した王桜を発見すると、事実上、済州が王桜の自生地であることを認めた。 しかし、記録があるだけで自生王桜の木の実体が済州で発見されなかったために、日本の他の植物学者らはこの事実を信じようとしなかった。 我が国の植物学者らは、王桜の野生種が日本にはなく唯独、済州で発見された記録が出る点などを挙げて、王桜の原産地は済州であり日本に渡って広がったという仮説を立て、日本の学者らは、日本にも王桜の木の自生種があったが広く栽培される過程でなくなったのだと、反論してきた。 写真:済州王桜初めて発見したエミール・タケ神父(済州=連合ニュース) 1908年、漢拏山観音寺周辺で初めて王桜の木を発見したフランス宣教師のエミール・タケ神父の生前の姿。2016.4.4[写真提供国立山林科学院暖帯・亜熱帯森林研究所] 議論が熱く展開されていた1962年4月パク・マンギュ、ブ・ジョンヒュ博士らが王桜の木の自生地を発見し、名実ともに済州が王桜の原産地であることを宣言することに至る。 以後、2001年4月に山林庁林業研究員チョ・ギョンジン博士のチームは、DNA分析を通じて日本にある王桜の原産地が済州漢拏山であることを明らかにした。 2014年11月には成均館大学生命科学科キム・スンチョル教授の研究チームが、済州島にある王桜の起源を明らかにし、国際学術誌である「米国植物学会誌」(American Journal of Botany)にも載せた。 その中、2015年3月にはホ・チュンル(何宗儒)中国桜産業協会執行主席が記者会見を通じて、「韓日両者はどちらも原産地を論じる資格がない」とし、「多くの史料は桜の発源地が中国という事実を証明する」と主張して論争が韓中日の3国に拡散した。 しかし、これは桜の原産地が中国と言うもので、一般の桜の木と他の王桜の原産地論争とは逸れた主張だ。 王桜は世界的に済州道にだけ自生する特産の植物で、木の背が高くて雄壮に育ち、花より葉が先に成長する一般の桜の木と異なり、花が先に咲き始めて、花梗と花柱に毛があり、花梗一つに花が複数ついて他の桜の木に比べて派手という特徴がある。 ◇桜並木煤煙で樹齢減り、対策が必要(後略…) 続きを読む