1: 2017/03/24(金) 05:40:45.88 ID:CAP_USER9 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170324/k10010922511000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_005 がんにつながる遺伝子の変異が何によって起こるか、アメリカの研究グループが 患者のデータベースを解析したところ、がん全体の3分の2はDNAの複製ミスに よって起きていることがわかりました。研究グループは、防げないがんもあるとして 早期発見の重要性を指摘しています。 がんにつながる遺伝子の変異は主に遺伝的な要因や、たばこやウイルス感染 などの環境の要因によって起きるとされてきましたが、こうした要因がないのに がんになる人もいます。 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のグループは、アメリカのがん患者の遺伝子の データベースなどを使って、32種類のがんについてがんにつながる遺伝子変異が 起きる原因を解析した結果を、24日付の科学雑誌「サイエンス」に発表しました。 その結果、遺伝子変異が起きるのは、遺伝的な要因が5%、環境の要因が29% だったのに対し、誰にでも起きる細胞分裂の際のDNAの複製ミスが66%を 占めていたということです。 この割合はがんの種類によって異なり、複製ミスによる変異が、前立腺がんや 脳腫瘍などでは95%以上と高かった一方で、肺がんの場合、たばこなどの 環境の要因が65%だったということです。 研究グループは、がんは複数の変異が重なった場合に起きるため、およそ40%は 環境や生活スタイルの改善で予防が可能だとする一方、防げないものもあるとして、 早期発見などの必要性を指摘しています。 続きを読む