http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1490352493/ 1: 風吹けば名無し 2017/03/24(金) 19:48:13.58 ID:eVbf+6dr0 やはり、千両役者なのか。 9回表、1点を追う2死一塁。 早稲田実(東京)・横山優斗の打球は、明徳義塾(高知)の投手・北本佑斗へのゴロとなり、ダグアウトの明徳・馬淵史郎監督が「終わった、思うてベンチから一歩出ようとした」。 ところがボールは、「次が清宮(幸太郎)という意識もあって、焦った」北本のグラブをはじく。 そして清宮に、回るはずのない5打席目が回ってきた。 「あのスイングを見たら、捕手は……」 9回2死一塁、明徳義塾の左腕・北本は横山の打球をファンブル。清宮に打席を回してしまう 9回2死一塁、明徳義塾の左腕・北本は横山の打球をファンブル。清宮に打席を回してしまう 早実には苦しい展開だった。初回に3点を先制され、7回に1点差に追いついたと思ったら8回裏、救援して好投を続けていた服部雅生が、明徳の4番・谷合悠斗に手痛い一発を浴びる。 だが早実は9回、橘内俊治の二塁打を口火に1点差に追いすがり、なおも敵失で2死一、二塁として清宮の打席を迎えるわけだ。そこまでの4打席は、3打席が初球打ちで1安打。 清宮は言う。 「(和泉実)監督が『谷があったら山がくる。1点取られて試合が動いたことで、流れがくるぞ』と。そこで本当にチャンスが来たので、しっかり打ちにいくことを考えて打席に入りました」 苦い経験があった。昨秋、磐城(福島)との練習試合。「チャンスの打席でなぜか受け身になって、ピッチャーフライ。結局、チームも完封負けです」。だからこそ、いつも通り落ち着いて打席に入ることだけを考えた。 まず初球、ボール。2球目、ボール。3球目、ファウル。 ネクストバッターズサークルで待つ4番・野村大樹は、「ああ、これで四球になりそうだ」と感じた。 中学時代は捕手だった野村からすると、「あのスイングを見たら、捕手は絶対に甘いコースに投げさせないことを考えますから」。 実際、清宮は四球で歩くと、2死満塁から野村も四球を選び、あと1死の土壇場、早実は押し出しで追いついた。 そして――もつれた延長は10回、野田優人の4打点目となるタイムリーで、難敵・明徳を寄り切ることになる。 多少こじつけて言えば、その存在が相手のエラーを誘い、ファウルのスイングでびびらせた四球が同点を呼んだ。清宮は、ホームランでも打点でもなく、“オーラ”で勝利に貢献したわけだ。 4: 風吹けば名無し 2017/03/24(金) 19:50:30.63 ID:eVbf+6dr0 清宮が“オーラ”で初戦突破に貢献 相手失策を誘い、ひと振りでびびらせる https://sports.yahoo.co.jp/m/column/detail/201703240012-spnavi 続きを読む