転載元 : http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1489363057/ 1: 名無しで叶える物語 2017/03/13(月) 08:57:37.95 ある日の昼下がり、部室でご飯を食べようと花丸とルビィと約束し 二人の到着を一人待っていた善子であったが、曜の予期せず登場。 お互いに待ち人がいることがわかり、他の人が来るまで 何か話すべきかと考えたのであるが、大した話題など思いつかず、 気まずさを感じながらセルフ手相占いを開始したとき、曜が口を開いた。 善子「ん?何?」 曜「今週の日曜って暇?」 善子「えっと……特に予定はないけど」 曜「ほんと?じゃあさ、ちょっと付き合ってくれないかな?」 善子「付き合う?」 2: 名無しで叶える物語 2017/03/13(月) 08:59:14.63 曜「うん。ちょっと街に買い物に行こうと思ってね。よかったら一緒にどうかなって」 善子「買いも……え?」 曜「いやー、ちょっと衣装の材料が足りなくてさ、買出しに行こうかなって」 善子「え、ちょっ」 曜「あとウインドショッピングして、衣装の参考になりそうなもの探すつもりなんだ」 善子「ま、待っ」 曜「あ、付き合ってくれたらちゃんとお礼するよ。だからどうかな?」 善子「え、えっとその……」 3: 名無しで叶える物語 2017/03/13(月) 08:59:51.26 その時、曜の携帯が鳴る。 曜「っと……あ、千歌ちゃんだ。集合場所は屋上に変更だよ……って急だなあ。 しょうがない、それじゃあ屋上に行こうかな。ごめんね、返事はメールでお願い」 善子「は、はい……」 曜「それじゃあねー」 曜はひらひらと手を振って部室を出て行ってしまった。 残された善子は一人呆然としていたのだが、 後から来た花丸達にどうしたのかと訪ねられるもまともな返事などできず、 脳内には週末、デートという単語が飛び交っていた。 続きを読む