なぜ日本のフリーWi-Fi環境は遅れているのか

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 2020年の東京オリンピックを控え、外国人観光客のニーズにいかに応えるかが課題となっている。
今回は世界に比べ対応が遅れているといわれがちな日本のフリーWi-Fiの現状について紹介する。
実は盲点だった:外国人観光客の不満

 2013年に、2020年夏季オリンピックの開催地に東京が選出された。多くの人が日本中が期待に沸いたのを肌で実感していたはずだ。
 一方でスタジアムの建設費問題、エンブレムの盗用疑惑、宿泊所不足の問題など、
様々な課題も浮き彫りになっていった。華々しく夢のあるプロジェクトには常に現実的な問題点が付きまとうが、
中でも外国人訪日客のニーズという点で、フリーWi-Fiの整備というのは大きな問題の一つである。

 日本はフリーWi-Fiが少ない、という問題は外国人を対象とした観光庁の調査などから明らかになっていったが、
なぜ先進国である日本がそのような状況となっているのだろうか。

1.キャリア契約の問題
 日本の場合、パケット通信の利用を前提としたプランで通信キャリア各社と契約をする、というのが一般的だろう。
そのためメインとしてはLTE回線などで済ませ、自宅でゆっくりインターネットを利用するためにWi-Fiを利用する、というスタイルなどが定着している。
 しかし海外の場合、移民であるなどの問題でキャリアと契約できない人々も多く存在し、
そうした人々はプリペイド携帯(パケット通信ができない)を利用することになる。その対応としてフリーWi-Fiの拡充が図られていくと
キャリアとの契約が可能な人々の中にも、プリペイド携帯を選択して安い料金プランで済ませようという人々が現れるのは必至だ。
こうした社会構造から、一層フリーWi-Fiへの要請が高まっていった。

2.セキュリティ問題
 海外で実際多くのフリーWi-Fi環境が実装されているという現状があるなか、日本では警察の情報開示請求を乗り切るために、
スポットを提供する側はセキュリティ対策を固めなければならない、という障壁がある。
 これをしないと、そのフリーWi-Fiを利用している端末の情報が盗まれるといった犯罪が想定される。本人認証システムの
整備を提供者側が怠れば、こうした犯罪があったり、身元不明のアクセスがあったりした場合に責任を問われることになってしまう。
そのうえ認証システムの整備にかかる高いコストという問題もある。
 こうした背景から、日本では無料とうたいながらも事前登録や手続きが必要なものが多くなっていた。

2014年のWi-Fi整備についての総務省の調査では、日本のフリーWi-Fiの設置数自体に対する不満は大幅に減少しているものの、
手続きや登録など、利便性の面でやや低い評価となっている。オリンピック特需に伴う訪日外国人のこうした
要望に応えることが第2段階となっていくだろう。

(続きはサイトで)

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