転載元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1488087738/ 1: ニールキック(鹿児島県)@\(^o^)/ [ニダ]:2017/02/26(日) 14:42:18.80 ID:8BUQ6Ukv0.net電通の新入社員のオネエチャンが激務を理由に自殺したことをきっかけに「残業」についての議論が多くなってきてるよな。政府が「残業は月60時間まで」と提示していて、早ければ2019年から運用されるという話だけどさ。まァ、職場の労働環境がよくなるに越したことはないんだけど、オイラがいるテレビや映画の世界の場合、「残業」という概念すらほとんどないからね。「この日までに番組や作品を仕上げなきゃいけない」っていうんなら、みんな徹夜作業が当たり前の世界だからさ。なかなか思うようにはいかないよね。 とにかく言いたいのは、企業が社員に残業を強いるのはよくないけど、杓子定規な規制で「残業したいヤツ」が残業できない社会になってほしくないってことだよな。「仕事が楽しくてしかたなくて、気がついたら朝になってた」みたいな話って、絶対にあるからね。そういうときに、素晴らしく内容の良い仕事ができたりするもんだからさ。そういうチャンスにつながる努力を「お上に怒られるからやるんじゃない」ってストップするのは、けっこう危険なことじゃないかって気がするよな。 ま、極論いえば長嶋さんや王さんが夜中に起きて素振りするのも「サービス残業」の一種だよ。でも、それをやらなきゃ一流にはなれないし、人から求められる技術もつかないってことでね。職場環境改善はいいけど、いっぽうで「職人気質」みたいなのはドンドン「古くさい価値観」になっていきそうなんだっての! 週刊ポスト 2017年3月3日号 「ビートたけしの21世紀毒談」第1332回