転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1464169169/ 1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/25(水) 18:39:30.10 ID:VoT0tKd80 ルビィ「じゃあお姉ちゃんおやすみなさぁい」 ダイヤ「おやすみなさい。ふとんへ入ってからいつまでも起きているんじゃありませんよ?」ペラペラ ルビィ「はーい。ふわぁ…」ペタペタペタ… ダイヤ「………」パラパラ ダイヤ「………」ペラペラ ダイヤ「行きましたわね」パタン ダイヤ「22:14分…いつもと同じ時刻ですわ…」 ダイヤ「……」スクッ ダイヤ「先程のプレイをもう一度振り返ってみましょう」 2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/25(水) 18:40:39.87 ID:VoT0tKd80 ダイヤ「『じゃあお姉ちゃん』、挨拶の前のこのワンクッション。注目すべきはこの『じゃあ』」 ダイヤ「本当はお姉ちゃんといつまでもお話して…挙げ句の果てにジュエリーでカラットな夜を共に過ごしたかった…」 ダイヤ「でももう寝なければいけない。悔しい、悲しい、名残惜しい!そんな感情からつい口に出てしまったのですわ」 ダイヤ「そこから間髪を入れずに繰り出した虜になる魔法の言葉『O YA SU MI NA SA I』」 ダイヤ「今日のおやすみは語尾が震えていて眠たそうでしたわね。でも眠たいけれども、あくまでお姉ちゃんと居たい気持ちが強いんですよ、これはやむを得ないんですよ感」 ダイヤ「その様子を悟られないよう平然を装うなんて…ふふっ♪お姉ちゃんはちゃんと気付いていましたわ」 ダイヤ「最初の一言で既に私は気が狂いそうでしたが負けじと攻めに転じましたの」 3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/25(水) 18:41:28.04 ID:VoT0tKd80 ダイヤ「あえてルビィがふとんに入ってからの様子に触れることで、あなたのプライベートを完全に把握していますよ?というさりげない警告」 ダイヤ「それにもしかしたら睡眠中に何かされているのではないかというドキドキで今ルビィの胸はいっぱいでしょう。今頃頬を赤らめ、枕に顔を埋め、足をジタバタさせて『ンヒーっ!』とでも叫びながら興奮しているに違いありませんわ…」 ダイヤ「…去り際のペタペタという可愛げな足音…汗で足の裏が湿っていたのでしょう。ふふっ。どうやら今夜は私の勝ちですわね」 ダイヤ「…読書などに集中できるはずがありませんわ。今の私は毎晩この部屋でルビィを待つのが生き甲斐ですの。時計が22:14を刻むまでの瞬間がどれほど遠いことでしょう……」 ダイヤ「授業中、ふと時計を見た時10:14だった時の私の気持ちが分かりますかルビィ?ご褒美であるルビィのおやすみまであと半日…待ち遠しいような、半分を超えた喜びに震えるような……」 ダイヤ「ああ…ルビィ。あなたはどうしてそんなに可愛いのでしょう!!」 4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/25(水) 18:41:59.32 ID:VoT0tKd80 ダイヤ「胸の奥から湧き上がる燃えるような熱い想い…ええ分かっていますわ。これが普通でないことが…」 ダイヤ「この私が同性…というだけでなく実の妹にこのようなやましい感情を抱いてしまうとは…」 花丸「うんうん。よーく分かるずら」 ダイヤ「そうでしょう?あんなに可愛いルビィがいけないのです。罪なのです。私の心をチクチクさせる程愛おしいルビィがたまらないのですわ」 花丸「とりあえずお茶でも飲んで一息つくずら」 ダイヤ「まぁ…ありがとう花丸さん」 ダイヤ「………」ズズッ 花丸「………」ズズッ 続きを読む