転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1482769873/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 01:31:13.61 ID:soFBsKEd0 最終章のネタバレばっかりですやん 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 01:32:27.49 ID:soFBsKEd0 ぐだお「今年も無事にクリスマスが迎えられるとはなぁ」 ハサン「これもひとえに魔術師殿の諦めの悪さの賜物ですなぁ」 ぐだお「褒めてる?」 ハサン「無論。魔術殿の良いところは一に諦めの悪さ、二に愚直さ。三に凡庸さと言ったところ」 ぐだお「えー……世界を救ったんだからさ、もう少しなんかないのか?」 ハサン「いやいや。これを貫き通したからこそ魔術殿。我らもそこに惹かれたのですよ」 小次郎「さしずめ根負けと言ったところだな」 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 01:33:19.82 ID:soFBsKEd0 ぐだお「勘弁してよ」 カエサル「あまり調子に乗るものではない。貴様がどれほどの偉業を成し遂げようと我らからすれば凡庸未熟であることは変わらん」 ぐだお「……ま、それもそうなんだけどさ。俺なんてガンド撃つしか脳がない男だ、世界を救えたのは職員の人達とサーヴァントのみんなのおかげだ」 ハサン(本気でそう思う人柄こそ一番の武器なのだがなぁ) 小次郎(それでこそ我らが主よ) カエサル(我らがついていなければ危なっかしくて見て入られたものではないな) デオン(その通りさ) 4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/27(火) 01:34:30.55 ID:soFBsKEd0 ハサン「デオン殿、さもいつも通りとでも言いたげに会話に加わらないで頂きたいのだが……」 デオン「随分と酷い物言いじゃないか、我らマシュを含めマスターを支えた最古参5柱。仲間外れはやめてほしいな」 カエサル(そうだったか……?) デオン「それよりもマスター。マシュへのクリスマス・プレゼントの用意は済んだのかい?」 ぐだお「プレゼントか……そうだよな、やっぱり用意した方がいいよな」 デオン「勿論さ。聞けば彼女はまともなクリスマスというものを過ごしたことがないらしい。世界が平和になった今、彼女には些細な日常の幸せを抱きしめて欲しいだろう? そしてそれを用意出来るのは君しかいないよ、マスター」 ぐだお「……うん、そうだね。ちょっと考えてみる」 続きを読む