1: 名無しさん@1周年 2017/02/25(土) 04:41:05.33 ID:CAP_USER9 ただし太陽系の惑星が8個→110個に急増する定義。 冥王星は2006年、「惑星」の定義が明確化されたことに伴って、 「惑星じゃなくて、準惑星」ということになりました。 でもNASAの冥王星探査ミッション「ニュー・ホライズンズ」の主任研究官、 アラン・スターン氏は、それ以前から新たな惑星の定義に異を唱え続けてきました。 そして彼は今、惑星の定義を再度変更し、 惑星としての冥王星を復活させようと提案しています。 スターン氏はその主張を 「地球物理学的惑星の定義(A Geophysical Planet Definition)」と題する提案にまとめ、 国際天文学連合(IAU)に提出しました。 スターン氏による新たな惑星の定義はとてもシンプルで、 簡単に言えば「宇宙空間にある、恒星より小さくて丸い天体」だと言い切っています。 小難しいバージョンの説明でも、こんなに短く表現されています。 惑星とは、恒星より質量が小さく、核融合を経ておらず、 軌道パラメータにかかわらず、自己の重力によって三軸楕円体で適切に描写できる球形になるほど十分な質量を持っている天体である。 ただ恒星より小さくて丸い天体ってことは、たとえば一般的に「衛星」とされている地球の月とか、 木星のガニメデやエウロパとかも、この定義では「惑星」ってことになります。 というかこの定義では、今見つかっているものだけで110個もの星が「惑星」になるそうです。 そこまで広がるとなると、もはや第9惑星とは何だったのか、 みたいな感じもしますね。 スターン氏は冥王星の魅力を我々に再認識させたミッションの研究リーダーなので、 冥王星の地位に関して少なからぬバイアスを持っていると思われます。 2015年、彼はBusiness Insiderに対し、現行の惑星の定義は「デタラメ」だと断じ、 それを決めたのは幅広い天体を研究する天文学者だったと語っています。 スターン氏に言わせれば餅は餅屋、惑星の定義は「惑星専門の研究者に聞くべき」なのです。 彼にとって2006年の決定は「これだから素人の多数決は…」っていう感じで、 2016年のBrexitとか米国大統領選挙に似た衝撃だったのかもしれません。 続きはソースで https://www.goo.ne.jp/green/column/gizmodo-118675.html 続きを読む