【経済】韓国はやはり「テーマパークの墓場」だった ユニバーサル・スタジオ構想あっけなく頓挫 1: ねこ名無し ★@無禁止 2017/02/22(水) 08:13:59.99 ID:CAP_USER 「テーマパークの墓場」と言われる韓国では「やはり」というべきか…。崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件と朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾訴追で揺れる中、同国メディアの関心が高かったテーマパーク建設計画が、あっけなく頓挫した。 韓国水資源公社が京畿道華城に計画していたユニバーサル・スタジオの誘致事業は1月16日、交渉契約終了が正式に発表された。 韓国メディアなどによると、「華城ユニバーサル・スタジオ」誘致計画は、2000年に始まっていた。07年に本格化し、10年に水資源公社がロッテ資産開発主導のコンソーシアム(共同企業体)を優先交渉対象者に選定した。ところが、事業費の調達で問題が発生し、12年に一度白紙になった。 計画が再び動き出したのは、朴氏が大統領選の公約に誘致を掲げたことがきっかけだ。15年12月、公社はユニバーサル・スタジオ・コリア(USK)コンソーシアムに事業の優先交渉権を与えた。 構想は、4.2平方キロ(420万平方メートル)の敷地に約5兆ウォン(約5000億円)を投じ、ユニバーサル・スタジオのほか韓流テーマパーク、ウオーターパーク、コンドミニアム、ゴルフ場などを造成するという壮大なものだった。 近隣の道路や鉄道が整備されれば仁川国際空港から30分、ソウルから50分程度で行くことができるという触れ込みもつけて、公社は開業すれば訪韓外国人観光客が年10%(140万人)以上増えるとそろばんを弾いた。当時、聯合ニュース(日本語版)が「20年に世界5番目となる『ユニバーサル・スタジオ』がオープンする見通しだ」と報じるなど、韓国メディアは興奮した。 しかし、その後はお粗末だった。公社側は開発するための法手続を進めていたのに対し、USK側のユニバーサル・パーク・アンド・リゾーツ(UPR)との交渉が全く前進しなかったという。 中央日報(日本語版)によると、UPRが韓国進出に応じなかった理由について、公社関係者の話として「20年オープンを目標に進めている中国の北京ユニバーサル・スタジオ事業と重なることが韓国への進出をためらう理由とみられる」としているが、北京の20年開業が既定路線であったことは承知のはずであり、北京よりも数年後の開業を目指す方法だってあるはずだった。 公社はUSK側が事業費2兆ウォンを金融業界から確保できなかったとも説明している。韓国経済は冷え込んでいる上、朴氏の「肝いり」であればあるほど腰が引けてしまうのが今の韓国経済界。国民から利権に絡められたあらぬ攻撃を受けかねないからだ。朴政権も経済界も事実上の「思考停止」にある状況では、誘致構想がついえるのは時間の問題だったといえるだろう。 公社はディズニー・ワールドやシックス・フラッグスなど他の国際テーマパークを誘致する案を模索することにしたという。だが、中央日報(日本語版)に紹介された専門家のコメントは「中国・上海に昨年6月ディズニー・ランドがオープンした上に北京ユニバーサル・スタジオができるところに、韓国に投資しようとするグローバルテーマパークがあるのか疑問」と辛辣(しんらつ)だ。 ところで、中国のテーマパークといえば、以前は石景山遊楽園に代表される「パクリ遊園地」が有名だったが、上海にディズニーランドが昨年開業したのをはじめ、北京にはユニバーサル・スタジオと本格的なものが続々と進出している。 日本が生んだ世界的人気キャラクター「ハローキティ」を擁するサンリオのテーマパークも中国に進出しており、「ハローキティパーク」が浙江省安吉に15年1月から開業している。 サンリオによると、海外では中国とマレーシアの2カ所でテーマパークが営業中、ほかにベトナムで18年末ごろの開業を目指して計画中だという。 実は、韓国でも「サンリオのテーマパークが建設される」という報道があった。 http://www.sankei.com/premium/news/170222/prm1702220004-n1.html http://www.sankei.com/premium/news/170222/prm1702220004-n2.html http://www.sankei.com/premium/news/170222/prm1702220004-n3.html http://www.sankei.com/premium/news/170222/prm1702220004-n4.html (>>2以降に続く)