転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1476655940/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/17(月) 07:12:20.92 ID:W2UJ52QL0 頼光「誓いましょう……マスター、わたくしは貴方を我が子のように愛します。ですから、どうか、あなたも母を裏切らないように。そんなことになったら……わたくし、何をしてしまうか分かりません」 酒呑童子「はあ……そないに見つめるの堪忍やわあ。骨抜いて、酒に溶かして呑み干したくなるわあ」 ジャンヌオルタ「そう、つまりアンタ、炎に焼かれたいのね。いいわ、いいわよ。そのうちそうしてあげるから。まぁ、その時になって後悔するわよ絶対。それでもしないなら、地獄の底まで付き合ってもらうから」 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/17(月) 07:14:11.45 ID:W2UJ52QL0 ぐだお「やはりヤバい」 小次郎「くっ……ふふっふふふふふはははははは!」 ぐだお「小次郎うるさい。っていうか何でいるの? 呼んでないんだけど」 小次郎「冷たいことを言うな主殿。我ら第一の戦いから主殿を支え続けた古き三柱、今更隠し事は無しでござろう。なぁお前達?」 呪腕のハサン「お主と一緒に扱われるのは正直心外であるのだが……」 カエサル「全くである。そこのサムライは話を実に実に面倒にしてくれる故、はかりごとまつりごとの場には姿を見せないでほしいものだ」 小次郎「何かがおかしいでござるな?」 カエサル「貴様のこれまでの行動を考えると当然であろうよ」 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/17(月) 07:15:09.87 ID:W2UJ52QL0 ぐだお「で、いつも通りそろそろ女性陣に殺されそうな訳なんだが」 カエサル「貴様は本当にロクでもない女ばかり召喚するな。多くの女を愛した私でさえ持て余すじゃじゃ馬ばかりを。余の仕事が楽になるのは歓迎だが」 ハサン「最早女難の相などと笑っている場合ではありませんな」 小次郎「そもそもそこな主殿があっちへふらふらこっちへふらふらせずにマシュ殿にでも一途な態度を貫けば良い話だろうに」 ぐだお「人を最低の屑野郎扱いするのは止めてくれないか!」 ハサン「魔術師殿の人懐っこさや辛抱強さ、器の広さなど全てひっくるめた人徳故に為せることでありましょうぞ」 カエサル「……歴史に名を刻んだ英雄など、みな等しく面倒くさくて歪さを抱えているもの。それに根気強く接していく気力はまぁ見事という他ない。加えて、歴史に名を刻んだ女など英雄よりも悪女の方が遥かに多いにも関わらずな。愚鈍なまでに真っ直ぐ突き進む我らがマスターの光に導かれる闇も多かろう」 ぐだお「お、おお……急にどうした、なんだ、褒めてるんだよね?」 続きを読む