芸能界引退は不可避か――。お笑いタレントの狩野英孝(34)による淫行疑惑。 発売中の「フライデー」が狩野と17歳の女子高生との“濃密な関係”を報じた。 21日の記者会見では額に脂汗をにじませながら、「ご迷惑をおかけして、申し訳ありません」と謝罪。 「彼女に恋愛感情がありました」と明かしたが、男女関係の有無については最後まで詳細を語らなかった。 同誌の直撃でも「彼女は出会った時から『22歳です』と言っていた」と話していたが、こんな“言い訳”がいつまでも通用するはずがない。 フライデーは第2、第3の矢を準備しているといわれているからだ。 「交際していた女性から、しっかりとインタビューを取っているというんです。 しかも、狩野が17歳と知っていて交際していたとする証拠を握っているらしい。 事実なら、狩野のタレント生命は完全に終わります」(民放関係者) 所属事務所のマセキ芸能社はチーフマネジャーが中心となって、狩野本人から聞き取り調査を実施。フライデーの報道がどこまで正しいのか、“裏取り”をしたようだが、テレビ関係者の多くが“完全なクロ”とジャッジしたもようだ。各局は、さっそく放送の差し替えなどの対応に追われているが、特に“被害”に遭っているのがテレビ朝日とテレビ東京だという。 「テレ朝は『金曜★ロンドンハーツ』『アメトーーク!』に定期的に出演していた。現在は徹夜で再編集しているようです。テレ東も『超ポンコツさまぁ~ず』にレギュラー出演していて、放送予定のVTRに映り込んでいる狩野にモザイク処理を施し、万一に備えています」(前出の民放関係者) さらに問題となりそうなのが、テレビ局や広告代理店に支払う違約金だ。 「狩野クラスなら最低5000万円はかかるでしょう。下手をしたら1億円単位になる可能性もある。所属事務所はウンナンや出川哲朗らの利益を全て吐き出すことになるかもしれません」(芸能事情通) 今後の活動について所属事務所は、昨年から続く女性問題などの生活態度を受け、謹慎処分を発表。引退の可能性について本人は、「これから事務所と話していきたいが、続けたい気持ちはあります」と話した。 現在はマスコミの目を逃れるため、都内のホテルにひとり潜伏中だという狩野だが、過去の教訓に学ばないこの男に戻ってくる場所はあるのだろうか……。 日刊ゲンダイ 2017年1月22日 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/198019 続きを読む