韓国音楽家の中国公演も延期・中止 THAAD「報復」か 【北京聯合ニュース】韓国のクラシックアーティストの中国公演が相次いで延期・中止になっており、韓国政府は米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」配備決定に対する中国の報復措置の可能性を注視している。 中国当局は韓流スターのテレビ出演禁止や中国に進出している韓国ロッテグループの系列会社に対する税務調査、韓国製バッテリーを搭載した電気自動車(EV)に対する補助金支給の制限、韓国行きのチャーター機の運航不許可など、「限韓令」を通じて圧迫を強めており、措置が芸術分野まで拡大する懸念があるとの見方が出ている。 韓国を代表するソプラノ歌手のスミ・ジョーさんは2月19日から広州、北京、上海でツアーを行うためビザを申請したが、明確な理由は不明のままビザの発給が遅れている。 ピアニストの白建宇(クンウー・パイク)さんも3月18日に予定されていた中国・貴陽のオーケストラとの共演がキャンセルとなった。 中国が報復とみられる措置を続けていることを受け、韓国の金章洙(キム・ジャンス)駐中大使らは中国外務省の関係者と面会し、問題を提起している。 金氏は24日、中国の王毅外相が主催する新年会に出席するほか、外務次官と個別に会談するなど、両国関係について緊密に議論する方針だ。 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/01/23/2017012302197.html 続きを読む