大相撲・初場所(東京・両国国技館)で悲願の初優勝を果たし、「横綱」昇進を手に入れた大関・稀勢の里関(30)。 一夜明けた2017年1月23日付の一般紙朝刊やスポーツ紙などは、19年ぶりの「日本出身」横綱の誕生に大いに沸いているが、初優勝での昇進に、「甘いのではないか」という見方も消えていない。 (略) 相撲協会には賛否両論の電話 インターネットにも、「辛口」コメントは少なくない。歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(39)も2017年1月23日付のブログで、「稀勢の里さん好きです。もちろん日本人横綱みたい!! ! そしてここ六場所の成績の安定感は素晴らしいとおもう」としたうえで、「けど優勝一回ですぐに横綱は本当に久しぶりの日本人横綱のためであろうか...」と、日本相撲協会に苦言を呈した。 インターネットの掲示板などにも、 「千秋楽の結果を待たずに昇進を決めたような報道はどうかと思った」「白鵬に勝って優勝したあとに『決定』すれば、非難されることはなかっただろうに...」「安定感もあるし、強いのは間違いない。だからこそ2場所連続優勝で文句なく昇進を決めてほしい」「なんですぐ『横綱に!』って言うんだろう? 最近の横審おかしくないか?」「外国人力士なら、昇進してなかったと思う」と、批判的な声は少なくない。 その半面、「年間最多勝に続く優勝だから、文句はつけようがない。立派な横綱になる」「結果的に勝ったのに、今さらケチを付けるような報道して何が楽しいのだろう?」「綱を張る資質があるのだから、来場所も絶対優勝できる」といった、「応援」の声もあふれている。 J‐CASTニュースが2017年1月23日、日本相撲協会に聞いたところ、「代表電話にはファンからの声が賛否両論、いろいろと届いています」と話した。 (全文) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170123-00000010-jct-ent&p=1 続きを読む