エースの“降格”で白羽の矢が立つのは――。 日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(64)はロシアW杯アジア最終予選のアウェー・UAE戦(3月23日)に向けて所属クラブでの出場機会を重視する方針だ。 すでにACミラン(イタリア)で構想外となっているFW本田圭佑(30)のスタメン落ちは確実な状況だが、エースの代役には意外な選手が浮上している。 本田はミランのビンチェンツォ・モンテッラ監督(42)の構想から外れ、今季の先発出場はわずか1試合。 16日のリーグ戦(対トリノ)でもピッチに立つことはなく、今年に入って公式戦3試合連続で出番なし。 本田は退団を視野に入れているものの、移籍金が発生するため1月中の移籍は厳しい見通しだ。 そんな状況にハリルホジッチ監督は業を煮やしている。この状態が続けば本田のコンディションが上がってこないのは確実。 3月のUAE戦は最終予選の行方を左右する一戦だけに、指揮官は「代表に入りたいならプレー回数だと本田にも説明した。 もう代表はプライベートなものじゃない」と断言。 さらに「じゃあ、3月(最終予選)はどうなりますかということだ」と話し、先発で起用しない考えを示唆した。 ハリルホジッチ監督はすでに代役の選定作業にも着手。その筆頭候補はFW金崎夢生(27)だ。 昨年12月のクラブW杯では左足首捻挫を抱えながら奮闘し、2得点1アシストをマーク。 欧州王者レアル・マドリード(スペイン)との決勝でもスペイン代表DFセルヒオラモス(30)を圧倒し、その実力を世界にアピールした。 A代表指揮官は、昨年8月に金崎が鹿島の石井正忠監督(49)に造反した行動を問題視して代表から追放したが、すでに石井監督とも和解したことから「監督の夢生に対する評価は今でも高い。その件は問題にしていない」と協会関係者。 代表チーム内では3月で“謹慎期間”が終わるとの認識で一致しており、ハリルホジッチ監督も「金崎が良ければ私も考える。私はこれから良い選手を選ぶ」と復帰にゴーサインを出している。 日本代表では主に1トップで起用されてきたが、これまで所属したクラブでは右サイドでも多くプレー。 ハリルホジッチ監督はその映像も確認済みで、本田に代わる右FWでも十分なパフォーマンスができると判断。 今季好調のFW大迫勇也(26=ケルン)やFW原口元気(25=ヘルタ)と併用するプランも検討している。 エースを押しのけて、代役の“問題児”が結果を残せるか。 一方の本田はこのままでは日本代表でもベンチが定位置になりかねないが…。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170119-00000005-tospoweb-socc 引用元: http://hayabusa8.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1484806117/ 続きを読む