1: 名無しさん 2017/01/17(火) 19:40:14.28 ID:uVTtUoYmo 私はとても後悔しました。 事の始まりは大学選抜チームに勝利した記念で行われた祝賀会。 祝賀会と言いながらも実際は愛里寿ちゃんを交えた戦車道選手たちの懇親会でした。 その中でケイさん発案の『プレゼント交換タイム』なるイベントが始まり、みんなが持ち寄った贈り物を交換しました。 大洗でしか使えない食券10枚だったり、干し芋三日分だったり、結婚情報誌だったり、プラモデルの江戸城だったり。 全部個性溢れるものであり、みんなは一喜一憂して盛り上がりを見せました。 私は運よく愛里寿ちゃんがもってきてくれた、ボコの期間限定ぬいぐるみを手に入れることができました。 嬉しさのあまり、思わず愛里寿ちゃんの手を強く握ってしまったほどです。 愛里寿ちゃんがかなり驚いていたので、反省しないと。 自分の幸運に浸っているとき、優花里さんが近づいてきたのです。 「西住殿、見てください。ナオミ殿のプレゼントが当たりました」 優花里さんは笑顔でそれを見せてくれました。 それは紛れもなく首輪。 何故、プレゼントに首輪なのか疑問でしたが、他にも奇抜なものはあったし、特段首輪がおかしなものであるという意識はありませんでした。 「いいでしょ、それ。それを付けるだけでワイルドになれるわ」 後にナオミさんがそう説明してくれたのですが、そんなことにはなりませんでした。 このとき私がもっと首輪に対して疑念を抱いていれば、あんなことにはならなかったはずなのに。 SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1484649613 引用元: ・西住みほ「優花里さんに首輪をつけてもらったら大変なことになりました」 続きを読む