転載元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1484653705/ 1:腐乱死体の場合 ★:2017/01/17(火) 20:48:25.98 ID:CAP_USER9.net2017年01月14日 朝日新聞大阪版投書欄より 少女像に涙 予科練だった私 無職 加藤敦美(京都府 88) 旧日本軍の慰安婦を象徴する「像」の写真を新聞で見て、ハッと気付いた。韓国・釜山の日本総領事館前に、市民団体などが設けた像。彼女は少女だったのだ! 柔らかい身と心の少女。16歳で特攻隊を目指す予科練(旧海軍飛行予科練習生)へ、死にに行った少年私と同じ年頃。不意に涙がこみ上げた。旧満州(中国東北部)で満鉄社員の子として暮らした私。自分も一員になった日本軍と日本人の、朝鮮人に対する無慈悲な扱い、差別を知りぬいている。 その中に投じられた少女たちの悲鳴が、私に聞こえないはずがない。私は涙を流す。 私には特攻死が待っていた。少年らに「死ね」と命じた無慈悲な大人たちは謝らない。死ねば靖国に祀って閉じこめ、よく死んだとほめる。 私たちは真っ暗な坂道を転がり落されるような絶望と恐怖の中にいた。何人もの仲間が死んだ。朝鮮民族をさげすんだ日本人に、少女らが感じた恐怖の闇。民族も立場も違うが恐怖は分かる。私たちを死なせ、素知らぬふりをした権力者。今、安倍政権の権力者らは「少女像」に反感むき出しだ。女性に逆に謝らねばならぬのに。こんな日本人でいいのか。