転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1484387494/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/14(土) 18:51:34.75 ID:r3vwyL4m0 ほのぼの系。 地の文、やや有り。 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/14(土) 18:52:47.26 ID:r3vwyL4m0 朝潮はゆっくりと目を覚ます。 そして、自分の異変に気付く。 朝潮「・・・、成長期到来ですか・・・?」 大潮「朝潮姉さんが、どーーーーんと大きくなっています!」 荒潮「あら~。本当ねぇ。私達艦娘も成長するのねぇ。」 大潮はどーんといったものの伸びた身長は5cm程。 ダダダダダ! 艦娘、それも駆逐艦寮の廊下を慌しく走る音が朝潮達の部屋へ近づいてくる。 バーーーン! ドア「グゥワァー」大破! 提督「朝潮!身体に異変が起きていないか!?」 息せき切って提督が彼女の部屋に駆け込む。 朝潮「司令官。どうされたのですか?」 提督「むむぅ。身長が若干伸びた?他に異変は・・・・。」 ジーッ。 上 ↑ から 下 ↓ へ。 提督「よし。マーベラス。」 提督「 Yes ウオッチング。 No タッチ。」 提督「じゃなかった。身長以外は問題なさそうだね。」 霞「なによ。あんた、まるでこうなることを知っていたような口ぶりじゃない。」 提督「あぁ。まぁ、これを見てくれ。」 提督が軍帽を脱ぐ。 彼の頭に毛が無いのは鎮守府の艦娘全員が知っている。 提督があらゆる発毛剤を試し、体質改善を図り、そして、最終的に諦めた不毛地帯。 そこには希望のうぶ毛がさわさわと生えていた。 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/14(土) 18:54:17.40 ID:r3vwyL4m0 霞「なに?これを毟って欲しいの!?」 提督「なんと御無体な・・・。」 大淀「霞、Mプレイは勘弁してあげて下さい。」 提督「あっ、大淀、お疲れ。ちょっと朝潮に事情を説明してもらっても?」 大淀は語る。 年末に比叡と磯風が調理した活き造りが原因だと。 心優しい朝潮と提督が他の艦娘達が遠慮、或いは尻込みするなか 死を覚悟して食べてあげたことが原因だと。 提督「というか、材料がどうも深海棲艦で『 くちくいきゅう 』だったみたいで。」 提督「深海の超回復力みたいなのが作用してるみたいなの。明石曰く。」 自身の頭の産毛を嬉しそうに触りながら提督が述べる。 朝潮「それでしたら妹達も食べたら大きくなるかもしれないのですか?」 提督「可能性は否定できないがその効果に個体差が出る可能性が高い為現段階では分からないな。」 提督「実際に朝潮は身長が伸びたけど私は頭の発毛だろ?」 霞「確かにそうね・・・。でも朝潮姉さんで実験したのは許せないわね。 ちょっと頭の毛、毟らせなさい!」 提督「実験違うし!比叡と磯風のゲテモノ料理の被害者だし!」 提督 アーーーッ! 抵抗の甲斐も無く、提督の毛は霞に罰として毟られてしまった。 続きを読む